7割が知らない!?住宅用火災警報器(住警器)の点検方法
住宅用火災警報器(住警器)に関する調査結果が公表されました。
消防庁HPに「住宅用火災警報器に関する実態調査の結果について(令和5年3月1日)」が公表されました。
皆様、住宅用火災警報器(住警器)をご存じでしょうか?
寝室やキッチンの天井についている「アレ」です。
こちらの住警器、実は消防法や地域の条例により設置が義務付けられているんです。
今回、一般社団法人 日本火災報知器工業会が独自に「住警器の点検実施状況や電池切れ・故障」に関する実態調査を実施され、その結果が公表されました。
住警器の寿命は10年
住警器の本体や電池の寿命は10年とされており、定期的な点検が必須となっています。
今回の調査結果ではなんと、約7割の人が「点検方法を知らない/の時期を知らない」ということがわかりました。
住警器を点検しよう!
全国の消防本部や業界団体が住警器の点検を啓発していますが、今回の調査結果から分かったとおり、まだまだその認知度は高いとは言えません。
どれだけ点検の大切を口酸っぱく言われても、記憶に残らなければ意味がありません。
大事なのはインパクトです!
そこで、今回は全国の消防本部が制作したインパクトのある広報動画を紹介したいと思います。
エントリーNo 1 倉敷市消防局 ~住警器ラップ~
岡山県は倉敷市消防局による広報動画です。
一度聴いたら中毒性の高いFlow&Rhymeが耳から離れません。
嫌でも住警器と点検を忘れることはないでしょう。
エントリーNo 2 石巻広域消防本部 ~住警器マン~
宮城県は石巻広域消防本部からです。
先ほどの倉敷市消防局に比べると中毒性は劣るものの、5分半にもわたる語りかけるような啓発ソングはまさに子守歌のよう。
一日の終わりに「住警器マン」の魂の叫びをどうぞ。
エントリーNo 3 北九州市消防局 ~住警器音頭~
九州の玄関口、北九州市消防局です。
お年寄りにもなじみやすい、懐かしい音頭に乗せた広報ソングとなっています。
音楽隊、カラーガード隊、消防署員の総力を集めた動画です。
無駄に凝った3D映像と北九州市の観光地の映像は一見の価値ありですよ。
最後に
全国の各消防本部の精鋭たちが制作した動画はいかがでしたでしょうか?
もう、「点検の方法や頻度がわからない」という人はいないでしょう。
この記事を読み終わったらすぐに、「♪ボタンを押すか紐を引っぱるか」しましょう。
私たちは、「火災による死者をゼロに」することを目的に活動する非営利団体です。
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