私たちの取り組み
防火マネジメント技術
私たちのミッションは「火災を減らす」ことではなく、「火災による死者を0にする」ことです。
確かに、火災をゼロにすれば火災による死者もゼロになります。
しかし、この戦略を取ることができるのは人、モノ、資金といったリソースが無限にある時のみです。
現実はそうではありません、限られたリソースの中で優先順位をつけて火災予防を進める必要があります。
私たちは、火災予防を戦略的に行う「防火マネジメント技術」の開発、普及に取り組んでいます。
労働安全衛生マネジメント
昨今、「安全帯」が「墜落制止用器具」と名前を変え、フルハーネスの特別教育が義務化されるなど、日本の労働安全衛生に関わる規制は複雑に変化しています。
これらは、欧米主導の厳しい国際基準に準拠することを目指し改正が図られているという背景があります。
ゼロ災運動、指差呼称、KY活動などは日本が世界に誇る現場主導の安全文化の構築の事例です。
しかし日本の労働災害の特徴として、軽症は少ないが死亡災害などの重大事故の発生比率が高いというものがあります。
これは、近年の労働安全衛生法の改正にも反映されているとおり、ボトムアップの安全文化構築のみでは重大災害は防ぐことができないことを示しています。
私たちは、国際基準の安全衛生マネジメント技術や教育の普及に取り組んでいます。
災害復興支援
災害大国日本
毎年のように日本では地震、台風、水害といった自然災害が発生しています。
そして災害により多くの方が命を落としたり、被災後に不自由な生活を余儀なくされています。
自然災害は死者が出なければ大きく報道されることはありません。
しかし、その裏には数多くの「普通の生活」すらできない方々がおられます。
私たちは自分たちにできる範囲で、被災者の笑顔を少しでも取り戻す活動に取り組んでいきます。